水を考える現場見学会
2026/8/4 @伊那食品工業・諏訪臨湖実験所

8月4日(月)、水を考える現場体験会として、長野県伊那市にある伊那食品工業株式会社様(以下敬称略)と諏訪湖にある信州大学付属施設である、諏訪臨湖実験所の訪問をしてきました。

県外への見学は、初めての試みでしたが、19名の参加者と共にでかけてきました。

伊那食品工業は、食を通じて暮らしを豊かにするための研究開発を行っている企業です。海藻を使った加工品を製造し、一般の消費者のみなさんには、なかなか手に取らない薬のカプセルや、艶出し製品、チーズ包装材の剝離性を高める素材、麺とスープの隔離シートなど、「縁の下の力持ち」として、企業の商品開発を担っています。

でも、海でとれる海藻をなぜ長野の山の中で???
それは、長野県の「寒くて、よく晴れる」という気候とマッチした、凍って溶けるを何度も繰り返しつくられる寒天づくりを、古くから農家の副業として発展させてきた成果なのだそう。

ここでもやはり、目に見えないところで活躍する製造業、見てみないと何も知らない企業の歴史がおもしろいな…と学びを深めることができました。

午後は、諏訪臨湖実験所にて、諏訪湖の水質調査の実態について、信州大学の宮原先生より講義頂きました。


かつて諏訪湖は、生活排水が流れ込むことで、プランクトンが増え、アオコが湖一面に広がり、濁った湖でした。
下水道設備を整え、プランクトンを現象させることで、現在では透明度も上がり、水質改善も順調とのことですが、きれいな水が長年蓄積されている底にたまった養分まで、光が届いてしまうことで、水草の増殖といった新たな問題が出てきているということでした。
次々に出てくる問題に、生態系を考えながら立ち向かう研究者の姿に、皆さんとっても興味津々。

さまざまな、職業がある中でも、普段の学習から学びを深めていくこともできますね。
そしてそれも、いずれは、社会の役に立っているということ。
いろいろな経験をして、たくさんの人からお話を聞いて、選択肢を広げてほしい。


私たちは、そんなお手伝いができればうれしいです。

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